CG・automatism Gallery by Horikawa

世界へ羽ばたく、生まれも育ちもデジタル世界のアート。

CG・automatismに至るまで

私がパソコンを購入してインターネットに繋いでメールを使うようになったのは1996年頃で各学校もネットが繋がれ、徐々に授業中に使えるパソコンが入るようになっていきました。

パソコンの使い方の講習を受けたこともなかったので、ワープロを卒業してパソコンでエクセルなどを使うなどに飛躍するまではかなり時間がかかりました。

 

最近のCG・automatismにたどり着くまでの節目となる2つのコメントが見つかりましたので掲載しておきます。

 

 私は1998年に初めてCG作品をつくりました。当時勤務していた公立中学校で技術科にパソコンが導入されたのを機にパソコン操作に挑み、グラフィックな構成作品を作ってしまいました。当時は一太郎というソフトが使われ、そこに描画機能があって適当に使って操作していたら面白いものができました。しかし、まだそれが自分の作品であるという実感が伴わず、プリントアウトしただけでした。

その翌年に、教育関係の研修団体の同人冊子の表紙を頼まれて、そのCGを引っ張り出してデザインに生かしてみました。

作品についてのコメントで、1968年9月(文中の70年代初頭は東京画廊の記録冊子を見て訂正)に東京画廊で見たコンピュータ・アート展のことを思い出して書いていました。

 

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 表紙に生かしたCGです。f:id:niigata-art226:20210629134215j:plain

同人誌の表紙です。1999年3月発行。

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 その後2012年のグループ展にそのときのCG作品を数点を発表しました。

 

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1998年のCG作品です。データーとしては残っていません。デジタルで作られましたがプリントアウトされてアナログになった一点作品です。

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現在のCG・automatismに至るまで、色々なCG体験があったわけです。CGを使えてもいきなり自分の作品と言えるものはできません。CGにおいても心技体が一体化しなければ作品にはならないわけです。